税務調査の心がまえ

税務調査の心がまえ

「ちゃんとやってるから全然平気だよ」と普段おっしゃる院長先生でも、いざ税務調査の時になるとなかなか平常心でいられないのが通常です。

そこで税務調査にのぞむ心がまえとしてこれだけは持って頂きたいポイント4つ挙げさせてもらいます。

  1. 慌てない
  2. 嘘を言わない
  3. 感情的にならない
  4. 誠実に対応する

慌てない

調査の日時が決まったら、三年分の帳簿書類等を準備しましょう。当日ばたばたと書類を探すことがないように。また税理士といっしょに想定されるであろう質問と回答を準備し事前にロールプレイイングしておきましょう。

嘘を言わない

わからないことを想像で言わない、かすかな記憶だけで答えないようにします。
答えが二転三転すると印象が非常に悪くなり、調査が長引く要因になります。
わからないことは後日回答してもかまいません。

感情的にならない

なかにはわざと意地悪な質問をしてくる調査官もいます。
先生の冷静さを攪乱し情報を得ようとする技法(相続の調査時に多い)を使う場合もあります。
決して感情的にならず冷静に対応します。

誠実に対応する

人間がやることやることなのでミスもあります。
即答できないこともあるでしょう。
ミスの原因をしっかり把握し説明しましょう。

見解の相違にも医院の考えを明確に主張し徹底的に議論を交わしましょう。
調査官も人の子です。
誠実に対応すれば必ずわかってくれます。